僕が踏み躙ってきた愛情と日常の総て

ゲイ。アラサー。フリーター。こんな僕の日記です。

電話

夜23時頃、家で過ごしていると、

携帯に知らない番号から

電話が掛かって来た。

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電話帳にも登録されていない番号だし、

全く見覚えのない番号だった。

0×0から始まっている番号だったので、

辛うじて携帯から掛けて来ているのだろう

という事だけは解った。

こんな時間に見知らぬ番号からの着信など、

本来であれば出るべきではなかったのだろうが、

恐る恐る敢えて電話に出てみる事にした。

「……もしもし、どちら様ですか」

「こんな時間に突然ごめんね。

 俺、誰だか解る?」

「――院長先生!」

整骨院の院長先生だった。

ここ最近現れない僕を案じて、

カルテに書いてあった携帯の番号へと

個人的に電話してくれたのだという。

そういえば、最後に整骨院へ行ってから

気付けば一週間以上が経過していた。

本来であれば、週2で通院して欲しいと

言われているのに。

「最近全然見ないから、ちゃんと生きてるかなって思って」

最後に行った際、『死にたい』等と

いう様な旨を口走ったのを思い出した。

それに加え、更にそれ以前に行った際には

子供の様に泣き喚いた記憶も蘇った。

確かにあれだけの情緒不安定さを露呈した上で

何日も来ないとなれば、

院長先生としては心配の一つもするであろう。

院長先生の夜は遅く、朝も早い。

そんな中で個人の時間を使ってまで

僕に気を掛けさせてしまった事に、

申し訳無さを覚えた。

「ご心配お掛けしてすみませんでした。

 一応、何とか生きてます。

 ちょっと落ち着いたんで、そろそろ行かないとって思ってました」

「もう、ちゃんと通ってって言ってるのに。

 でも、とりあえず生きてるなら良かった」

話は大体これで終わりだろうと思っていた。

だが、院長先生は色々と話をしてきて、

中々通話は終わらなかった。

「どう、その後。バイトは」

「うーん。相変わらずですけど、もう

 どうでもいいやって思う事にしました。

 もしクビになっても、それはそれで

 とりあえず今辛いのからは脱出出来る訳で。

 大変だけど次のバイト見つければいいだけだし。

 ちょっとだけ吹っ切れました」

「そうだよ。ちょっとぐらいお金減ったって、

 たとえクビになったって、すぐ死ぬ訳じゃないからね」

「生活は苦しいですけどね……」

事実家計は火の車だった。

家賃に食費に医療費に返済にと、

金が入ればすぐに流れ消えていく。

BLOGの収益も未だ出ない。

もう一つバイトを掛け持ちする事も考えたが、

僕はどうにかして、このBLOGの広告費を収入源にしたいと

考えている。

だから今は、BLOGに専念する時間を

ある程度確保しておきたいのだ。

「ところで、駒くんは休みの日って何してるの」

「酒呑んで、寝てます」

「それは……ちょっとダメだぞ。

 本当にそれだけしかしてないの?

 少しは身体動かさなきゃ」

「あとは――。

 時々ですけど、水族館に通ってます」

「どこの?」

葛西臨海公園あるじゃないですか。

 あそこに水族館があるんですよ。

 そこの年間パスポート持ってるんで、

 平日にシフトが休みの日は時々行ってます」

「駒くんの平日休みって何曜日?」

「あんまり決まってないんですよ。

 水曜だったり月曜だったり木曜だったり。

 まちまちです」

「そっか。

 じゃ、まあ、すぐ明日にでもとまでは言わないけど、

 今週は絶対来てね」

「はい」

それから更にちょっとだけ雑談をして、

先生は電話を切った。

こんな風に僕を心配してくれる人がいる。

明日も生きようと思った。

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