僕が踏み躙ってきた愛情と日常の総て

ゲイ。アラサー。フリーター。こんな僕の日記です。

孤独が僕を殺す

連休中日、今日も僕は家に引きこもっていた。

でも、いつもとは違う感覚を感じていた。

誰かに会いたい。

誰かと話したい。

寂しい。

孤独にはもうずっと昔に慣れた筈だった。

それなのに、最近の僕はおかしい。

誰かに会いたくてたまらない。

誰か、僕を、一人の人間として

コミュニケートをしてくれる、

そんな誰かと。

そんな誰かとは、誰だろう。

そう考えた時、思い浮かんだのは。

iPhoneを手に取り、LINEを開く。

亘の画面を開いた。

自分から亘にLINEをするのは初めてだった。

そう思うと、どんな言葉を送れば良いか

思い浮かばない。

なんて送ればいいだろうか。

考えているうちに時間だけが過ぎて行く。

そうしている内に、なんとLINEにメッセージが届いた。

だが、亘からのものではなかった。

院長先生からだった。

『駒くんで間違いないよね?

 今日は何してる?』

そういえば、先日整骨院へ訪れた際に

LINEを交換していたのだった。

本当に送ってくるとは。

多少驚きつつ返事を打つ。

『はい。僕です。

 休みですけど、何もしてません』

『せっかくの休みなのに、勿体無いよ。

 出掛けたりしないの?』

『出掛けるあてもないですし。

 一人で出掛けてもちょっと虚しいっていうか』

『じゃ、先生とお出掛けする?』

『院長先生は彼女さんとでも出掛ければいいじゃないですか』

『俺、彼女なんか居ないよ。

 友達とも滅多に休み合わないし。

 だから俺も、休みは何もする事なくて

 寂しいの』

まさか院長先生も僕と同じような休日を

過ごしているなんて。

俺『も』寂しい、という言葉に

妙な引っかかりを覚えた。

いつ僕が寂しいなどと伝えただろうか。

僕がそんな雰囲気でも醸し出しているのだろうか。

『でも、院長先生は普段お忙しいんですから、

 たまの休みぐらいお家でゆっくり過ごした方が

 いいんじゃないですか?

 特に、人と接する機会の多いお仕事なんですし、

 誰とも会わない日があった方が

 精神衛生上良いと思いますけど』

それ以降、会話は途切れてしまった。

院長先生は本気で僕を誘いたかったのだろうか。

確かに昔は(といっても幼少期だが)よく

遊びに連れて行ってもらったものだった。

近所の公園だとか、遊園地とかに

一緒に遊びに連れて行ってもらったりしていた。

だが時は流れ、何年も連絡が途絶えたまま、

偶然成人してから近所の整骨院で遭遇したのだった。

院長先生は昔のままのつもりでいるのだろうか。

僕は変わってしまった。何もかも。

大人になってしまった。

それも普通の大人ではない。

ろくでなしのフリーターで、

結婚や普通の恋愛になど

恵まれる事のないゲイとして

孤独に押し殺されそうになりながらも

日常を生きている。

こんな僕を院長先生はどう思うだろうか。

途切れた会話を取り繕う事もなく、

LINEの画面を閉じた。

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