僕が踏み躙ってきた愛情と日常の総て

ゲイ。アラサー。フリーター。こんな僕の日記です。

融ける体

日付がまた一日ずれてしまったが、これは11月16日、

日曜日の日記だ。

昼過ぎまで布団の中で覚醒と睡眠の狭間を行き来していた

僕の元へ、整骨院の院長先生からLINEが来た。

『駒くん、こんにちは。

 今いいかな?』

『今起きました』

『……そんなとこだろうと思った。

 ちなみに先生、怒ってます(怒りのマーク)』

『ですよね……。

 すみません。ずっと風邪引いてて、行けませんでした』

『そうだったんだ。お見舞い行ってあげればよかったね』

『でも、お陰様で、もうすっかり元気です。

 来週必ず行きますんで、許してください』

『風邪引いてたんなら仕方ないな。

 まあとにかく、来週は必ず来る事! 解ったな』

『約束します』

『あとそうやって休みだからって

 一日中ゴロゴロしてんのも良くないぞ。

 どうせまだパジャマのまま布団の中に居るんだろ』

思わずぎくりとした。正にその通りだった。

流石は院長先生だ。

恐らく体の状態から、僕の生活パターンまで

あらかた把握しているのだろう。

実に恐ろしく思えた。

『バレました?』

『お見通しです。

 俺もこれから出掛けるから、

 駒くんも早く布団から出るように』

そう言われ、LINEを閉じて

渋々布団から思い切って出ようとしてみたが、

部屋が寒くてまたすぐ布団に潜り込んだ。

暖かい布団の中で、寒さに凍った体が

融けるような感覚がした。

ああ、このまま布団の中で蕩けて無くなってしまいたい。

或いは、このままうつらうつらしたまま、すっと

眠るように心臓が止まってしまえばいいのにという

非常理な想いに支配されながら、

結局再び睡魔の誘惑に絆されていった。

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