僕が踏み躙ってきた愛情と日常の総て

ゲイ。アラサー。フリーター。こんな僕の日記です。

都会、師走、そして

金が無い。

何度数えても、財布に入っている紙幣は

千円札2枚だけ。

物は試しとばかりに部屋中ひっくり返してみた。

それほどまでに逼迫していた。

心当たりのある所を総てかき回してみたら、

小さく折りたたまれた千円札が一枚と、

家具の隙間から百円玉が何枚か出てきた。

これで合計3千円強になった。

とは言え、給料日は15日だ。

たったこれっぽっちで給料日まで持つ筈が無い。

しかし、これ以上借金を増やしたく無かった。

僕の頭に、一つの案が浮かんだ。

愚かしく、浅ましい案だ。

しかも、最悪な発想。

僕は、自分の体を売れないものかと考えたのだ。

同じゲイを相手に。

インターネットで、いわゆる『サポ募集掲示板』なる

サイトを探し、流し見た。

サポとは、ゲイを相手にした売春を意味している。

男が男に性的な施しをする事が売春と呼べるのかどうかは

解らないが。

サイトを流し見ていて驚いた。

条件の悪さに。

20代前半の子が、バック有り(意味はご想像にお任せする)で

大体8千円ぐらいなのだ。

バック無しで3千円というのもあった。

その上、冷やかしやいたずら、詐欺紛いといった悪質な行為も

横行しているようで、掲示板は荒れに荒れていた。

僕の歳と容姿では厳しいかも知れない。

それに、リスクの割りには上がりが少ない。

失う物は沢山あるのに、それで得られたとしても

たったの8千円か。

8千円で給料日まで食い繋げるかも怪しいところだ。

しかし、失う物とは何だろう。

今更、僕に失う物なんてあるのだろうか。

深夜3時。僕はPCの前で考えていた。

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