僕が踏み躙ってきた愛情と日常の総て

ゲイ。アラサー。フリーター。こんな僕の日記です。

甘き死

バイト帰り。最寄駅から家へと向かう道を歩きながら、

自殺について考えた。

このBlogを以前からご覧の方なら既にご存知の通り、

僕が死にたいと思うのはつい最近に始まった話ではない。

とは言え、真に深い理由があるかというと、実のところそうでもない。

最初に死にたいと思ったのはいつだろう。

余りに昔の事過ぎて思い出せそうにない。

何となく死にたい。いつも死にたい。

ずっと死にたい。いつか死にたい。

常に僕はそう思い続けながら今まで生きてきた。

それでも、そう思う事に疑問を抱いた事は無かった。

いつも寂しくて悲しくて辛いから。

そう考えながらいつもの裏路地に入り、曲がり道を進み、

大きい交差点に出て、横断歩道を渡る。

夏の残り香を仄かに感じさせるような

生温く心地の悪い風が吹き抜けていった。

横断歩道を渡るとしばらく長く暗い道が続く。

国道沿いのこの道に点在する街灯はもう何年も切れたままで、

いつまで経っても電球が交換される気配はない。

この道を歩くと本当に嫌になる。心底気分が滅入る。

ただでさえ憂鬱でくたびれていているのに、

それに拍車を掛けるように延々とこの暗く長い道は続いている。

歩みを進めつつ、死にたいと思うに至る強い動機を探す。

病の所為か。或いは、物心ついた頃から腹の底に存在していた

孤独感からか。

それとも、普通ではない自らのセクシャリティの所為だろうか。

男性に愛されたい。しかし、誰も僕を愛さない。

これが現実。この現実に打ちのめされて、

僕はまともではいられなくなってしまった。

堂々巡りをしている内に、アパートに着いた。

しかし、一つだけ導き出せた。

死とは救済である。

自ら命を絶つ事で、僕はきっと救われるのだ。

このぱっとしない人生から。この誰からも愛されない人生から。

甘く淡い死への誘惑は、日に日に増すばかりだ。

鍵を開けて、真っ暗な部屋にリュックを放り、

敷きっ放しの布団に横たわった。

今日も何も食べずに眠る。

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