僕が踏み躙ってきた愛情と日常の総て

ゲイ。アラサー。フリーター。こんな僕の日記です。

僕が死のうと思ったのは  その1

実に1年以上ぶりにBlogを更新してみようと思う。
その流れで心機一転、はてなに移動した。
まだ使い勝手に慣れず、デザインも気に入っていないが、
とりあえず記事を投稿していきたい。
はてなの皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。
FC2ブログ時代からご覧になられていた方々には、
1年以上も間を空けてしまって本当に申し訳がない。
何から書いたらいいのか分からないが、
この一年以上もの間を埋めていたらきりがないし、
自分の記憶もあやふやだ。
とりあえず直近の出来事のみをこれから書いていこうと思う。
またお付き合いいただければ幸いだ。
 
早速本題へ移ろう。
先週の金曜日、僕は死のうと思った。
理由は分からない。何か酷い目に遭った訳でもない。
でも、ただ何となく、もう死のうと思った。
 
朝からオフィスで夜まで普通に働き、定時になり退勤した。
エレベーターを呼ぶ。普段なら下の階へのボタンを押す所を、
上の階へのボタンを押して到着を待つ。
すぐにエレベーターがやって来た。
乗り込むと同時に最上階へのボタンを押した。
扉が閉まり、エレベーターが動き出す。
最上階に着いた。エレベーターを降り、外へ通じる出口を探した。
が、見つからない。
窓はどこも開かないし、非常階段への扉は鍵が掛かっていた。
(非常時には一体どうするつもりなのだろうか?)
とりあえずこのビルから飛び降りるという手段は諦める事にした。
 

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外に出ると雨が降っていた。
傘はない。びしょ濡れになりながら次のあてを探す。
 
なんとなく歩いている内にxxタワーへ来てしまった。
ロビーのオープンスペースでじっくり考えようかとも思ったのだが、
こんなびしょ濡れの姿で居座る気にもなれず、
うろうろとしている内に、以前昼食を貪った
公衆電話のスペースに来てしまった。
 
xxタワーでも比較的辺鄙な場所にあるこの公衆電話のある個室は、
公衆電話がお情け程度に1台ぽつんと置かれている他に、
あまり人気の無さそうなラインナップの自販機が置かれている。
薄暗い個室の中で、ぼんやりと灯る自販機の前で立ち尽くす。
 
xxタワーはレストランなどもあるため1階は自由に出入り出来るが、
それより上の階に行くには社員証か
正式な事由のもとで貸し出される入館証が必要だ。
これでは飛び降りるどころの話では無い。
 
雨に濡れた身体が冷たく寒い。
 

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「僕の人生って……」
 
思わず呟いていた。
情けなくて、虚しくて泣いてしまいそうだった。
 
誰かがやって来る気配を感じた。
咄嗟に自販機と壁の間にあった隙間に隠れた。
別に隠れなければならない理由など無かったのに、
思わず隠れてしまった事に若干後悔した。
 
入ってきた人の顔は良く見えなかった。
その人は選ぶ素振りも見せず、小銭を投入口に入れようとした。
だがその瞬間、その人がふいに僕の方へ目をやった。
 
『あ……』
 
お互い同じ言葉を発していた。 (続く)

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